お米のひみつ

お米の秘密に迫る!
私たち日本人が主食として一番食べるのお米。腹持ちが良くどんな料理にも合うため欠かせない存在になっています。そんな当たり前のように毎日食べているお米のひみつに迫りましょう。
01 玄米・無洗米ってなに?
お米は加工の仕方によってそれぞれ玄米、発芽玄米、精米、無洗米に分けられます。

玄米
収穫された籾(もみ)から籾殻(もみがら)だけをを除去し、まだ精米されていないお米をさします。 玄米食は栄養価が高いけど、消化が悪いため、胃腸の弱い人にはあまり向いていないといわれてます。
発芽玄米
玄米に水と温度を加えると、玄米から芽が出てきますが、この玄米から少しだけ(0.5〜1mm)芽を出させた(発芽させた)お米のことです。
精米
玄米から糠(ぬか)層と胚芽を完全に取り除いたお米。一般的に店頭に並ぶもので、白米ともいわれてます。 さらに、白米のごはんのことは銀シャリともいいます。
無洗米
洗わずにそのまま炊けるお米。通常の精米装置ではお米の表面にじゃっかんの糠(ぬか)が残ってしまうもの。無洗米は特別な精米装置により、表面の糠(ぬか)をほぼ完全に除去しています。特別な精米技術の開発により実現したものです。
02 お米を蒸らすのはなぜ?

炊飯したての米粒の水分は不均等なので、15分〜20分そのまま蒸らすことで、米粒間の水分を均等にさせることが必要です。余分な水蒸気を除くこともコツです。
炊飯器によっては蒸らし時間が炊き上がり時間に含まれていることもありますので、取扱い説明書をご確認ください。
03 ご飯が立つってなに?

炊飯器の中の水が加熱されると、米粒と米粒の間を通って蒸気があがってきます。この現象で米が立ち、平均的に加熱され、急速に水分を吸収します。そして水分がなくなった時、つまり炊き上がりには米が立ったままでいます。このことを「お米が立っている」といい、おいしく炊けたご飯の証なのです。
04 そもそもお米ってなぜ主食になったの?
日本で米が主食になった理由は、稲が日本の気候によく合い、沢山とれたからです。稲というのは、気温が高く雨が多い、水が豊かなアジアの国々の気候・風土に適しています。

米作りが始まる前の日本の人口は、20万人くらいだったのが、奈良時代には600万人、江戸時代の後半には3,000万人に、最近は1億2,000万人以上に増えました。
日本列島でこれだけの人口を養ってこれたのは、イネがほかの作物に比べて、日本の気候に合って沢山とれたからです。この、米のすばらしさに気づいた昔の人々は、一生懸命に田んぼでイネを作り始め、米が日本の主食になっていったのです。
お米は日本の誇り
日本では様々なお米の品種があり、現在も改良が続けられています。日本の誇る様々な品種のお米を味わってみてはいかがですか。

おすすめ品種
コシヒカリ

ふっくらもっちりとした粘り気と、強い旨みがあります。みずみずしいお米はひと粒ひと粒が光り輝き、炊きあがりの美しさもピカイチ。
新潟県のイメージが強いコシヒカリですが、実は発祥は福井なんです。
福井はコシヒカリを育てる環境にとても適しています。
コシヒカリを食べたことない方はもちろん、福井のコシヒカリを食べたことがない方は一度食べてみて下さい。
あきたこまち

透明感のある白さとつやつやとした輝きがあり、肌が白い秋田美人の連想させる見た目の美しさがあります。もち肌のように繊細で粘りや弾力性にも富んでいます。
あきたこまちの味は甘みや旨み、粘り、歯ごたえのバランスが良いのが特徴です。バランスが良いのに口の中でさっと消えてあっさりとしています。やや小ぶりですが噛むと若干固めで、しっかりと粒の存在感を感じられます。
あきたこまちは味のバランスが良くあっさりとした特徴があるため、和食と相性が良いお米です。煮物と食べてみると、驚くほどおいしいですよ。
ななつぼし

甘みと粘りのバランスがよく、あっさりとした食感で、冷めてもおいしいという特長から、お弁当やお寿司に最適です。食味ランキングで、最高評価の「特A」を13年連続で獲得しています。
しかし、おぼろづきやゆめぴりかのような粘り気が強い品種が好きな方はパサついた印象を受けるかもしれません。
あっさりした濃いおかずに合うお米が好きな方はハマること間違いなしです。
3種セット
3つの品種を紹介しましたが、食べてみたいとわからない、どれを選べばいか分からないといいう方におすすめなのがこれ!

コシヒカリ、あきたこまち、ななつぼしの3種セットです。
3種類のお米がそれぞれ1㎏ずつ入ってるので飽きがこず、また贈答品にもおすすめできます。
好みのお米を見つけよう
今回紹介したのは3種類でしたが、他にも様々な品種のお米があります。また、同じ品種でも作られた場所によって味が変わってきたりするので、ぜひいろいろなお米を食べてみて下さい。
